ビデオや音声をNVivo上で書き起こす

録画、録音されたインタビューやフォーカスグループディスカッションなどは、いったんテキストに書き起こして分析する方が多いと思います。自動でテキスト化させたり、外注したり、色々な選択肢があると思いますが、もしご自分で書き起こしをしているのであればNVivoの[メディアツール]を使うと便利です。

書き起こしをしたいビデオ/オーディオファイルをNVivoにインポートしたところからスタートします。インポート手順は、「NVivoを使いはじめてみましょう」の「2.データをインポートする」をご覧ください。

 

インポートした音声ファイルをダブルクリックで開きます。
さっそく書き起こしを開始しましょう。[クリックして編集]をクリックし、編集モードにします。

 

編集可能になり、タイムスパンと書き起こしテキストを入力できるようになります。
書き起こしを始めるにあたり、再生モードを[トランスクライブ]に切り替えましょう。再生ボタンにペンが添えられているボタンをクリックします。

 

[トランスクライブ]モードになっていることを確認し、[再生]ボタンをクリック(またはキーボード[F4]キー)。

 

再生が始まり、タイムスパンの開始タイミングが自動的に入りました。

 

[停止ボタン]をクリック(または、キーボード[F8]キー)すると、タイムスパンの終了タイミングが自動入力されます。

 

コンテンツ欄をクリック(またはキーボード[F2]キー)し、書き起こしテキストを入力します。
続けて書き起こすには[再生]ボタンをクリック(または[F4]キー)。

 

新たな行にタイムスパンのスタートタイミングが入りました。発言が長かったり、聞き直したかったりする場合は、[一時停止]([再生]ボタンと同じボタン、または、[F4])しながら書き起こせます。[停止]をクリックするまで、タイムスパンの終了時は入力されません。

 

これを繰り返して書き起こしを進めていきます。

インタビューやグループディスカッションのデータの場合、発言者名を追加したくなるかもしれません。発言者名の追加は[プロジェクトプロパティ]で設定します。

 

左上の[ファイル]をクリックし、[プロジェクトプロパティ]。

プロジェクトプロパティの[音声/動画]タブで、トランスクリプトに含めるフィールドを設定できます。

 

 

標準では「タイムスパン」と「コンテンツ」のみですので、ここで[新規]をクリックして項目を追加します。

 

新しいフィールドが追加されるので、名前を付けて[OK。]

 

「発言者」欄が追加されました。列の境目にカーソルを合わせると幅を調節することができます。

 

このように発言者を入れておくと、後で自動コード機能を使い、ケースを作成、ケースごとに発言をコーディングすることも可能になります。

参考:NVivo 12(Windows) Help – Create audio or video transcript